精神科の治療は、症状を緩和する手法が大きな割合を占めています。お薬で不安を和らげ、カウンセリングで患者さんの苦しい想いを受けとめ和らげます。
しかし、他の診療科と異なり、「症状が和らぐ=治る」とは限らないことが、精神科医療では少なくありません。
睡眠導入剤を使えば一時的に不眠は和らぎますが、極端な使用は依存を生じてしまいます。支持的なカウンセリングや指示的なカウンセリングで不安や葛藤は和らぎますが、無計画な乱用は患者さんの自律性を奪い治療者に対する過度の依存を起こします。
つらい症状を和らげることと、患者さん自ら治療の“出口”に歩んでいけるようにサポートしていくこと、この2つのバランスを常に考えて当院の医療はおこなわれています。



>“出口”に配慮した治療
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