「精神科や心療内科は相性がある」といわれることがあります。確かに、深いレベルでの無意識を扱う精神分析療法を行う場合、治療者側の要因が治療の効果に影響を与えるため、相性が合う治療者を選ぶことは大切だと思います。
しかし、現在臨床現場の多くで行われている簡易精神療法や支持的精神療法をカウンセリングのスキルを持った治療者が行う場合、相性が原因で治療が滞ることはまれです。カウンセリングとは患者さんとの関わり方で行動・心理面での変化を起こす面接技法であり、専門家は相手と良好な関係を維持するノウハウを熟知しているからです。



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